3匹の息子達が、新しい飼い主様の元へ旅立つ時、
生まれた時からの思い出の写真を、それぞれ一冊の本にまとめて新しい飼い主様へ贈りました。
私に代わって大切に育てて欲しいという願いを込めて
”犬の十戒”をメッセージとして添えました。
ペットは家族の一員です。
世界中のペット達が幸せに暮らす為に、忘れずにいてほしい事ばかりだから・・・・
そうして、世界に1冊の本が出来上がりました。


■犬の十戒■





1.私の一生は10〜15年くらいしかありません。
ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることは辛いのです。
私のことを飼う前にどうかそのことを考えて下さい。





2.あなたが私に望んでいることを私が理解できるようになるまで時間をください。
3.私にとって一番大切な事は、あなたに信じてもらうことなのです。





4.私を長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しいことがあるし、友達だっているでしょう。
でも.....私にはあなただけしかいないのです。





5.あなたの話しかけてくれる言葉の意味など判らなくても
私には全身であなたの言葉を理解できるのです。
6.あなたが私にどんな風に接してくれたか、私は決して忘れません。





7.私を叩く前に思い出して下さい。
私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけど、
私はあなたを噛まないように決めている事を。





8.言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に、
私がそうなる原因が何かないかと、あなた自身に問い掛けてみて下さい。
食事をちゃんとあげなかったのでは?
日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのかも?
もしかしたら私の体が年老いてどこか弱っているのかもしれません。





9.いつか私が年老いたら、私の面倒を見てほしいのです。
私たちは共に老いていくのです。





10.最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい。
「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです。
あなたが側にいてくれるだけで、どんなことでも乗り越えられる気がするからです。
そして.....どうか忘れないで下さい。
私がいつもあなたを愛しているということを.....




home